あなたの体を治す歩き方
毎回かめ整体院のブログを
読んでくださる方には
もうおわかりだと思いますが、
歪んだ体を治すには
歩かなければなりません。
歩くと、姿勢が良くなり、
それを保つ力がだんだん付いてきます。
反対に、歩かないと
体は徐々に丸まり、
歪み、固まり、
体のあちこちに痛みや痺れ、
その他、様々な不具合が起きてきます。
しかし歩き方にはポイントがあります。
歩いてますか?
初診時に患者様に必ず聞くことがあります。
「歩いていますか?」
そうすると、ほとんどの方が
「歩いています。」
と答えます。
しかし、
「何も持たずに歩いていますか?」
と聞くと、
ほとんどの方は
「・・・・・」
何か持っています。
鞄、買い物バッグ、ショルダーバッグ、
リュックサック、ペットボトル、ハンカチ、
タオル、携帯、傘・・・
必ず何か持っています。
しかしそれではいけません。
当院の歩行指導では、
何も持たずに歩いてください。
ということを徹底しています。
何か持っていたら、
良い歩きができません。
何か持っていたら
左右のバランスが保てません。
何か持っていたら
前後のバランスが保てません。
ちょっとわかりずらいですよね。
わかりやすく言います。
何か持って歩くと、
・両腕が左右同じ動きをしてくれません。
・両足が左右同じ動きをしてくれません。
左右違う動きをしていると、
体のクセとなり、
バランスが崩れ、
体が不均衡になります。
それがバランスの悪い体を作る
原因となります。
だから何も持たずに歩かなければいけません。
体を治すために必要なことです。

残念ながら通勤、買い物、仕事などで
何かを持ちながら歩いても、
体を治す歩きにはなりません。
むしろ気が付かないうちに
長時間かけて体を壊していきます。
「ついで歩き」ではいけません。
体はついでには治ってくれません。
歩く時間を作って、
わざわざ歩いてください。
- 何も持たずに、
- 背筋を伸ばして
- しっかり腕を振って
- 1日40分。
- 休まず連続で
痛くても歩いて良いのか?
結構多い質問です。
答えはYes。
歩いて良いのです。
歩かないことが最大の悪です。
歩かないと歩けなくなります。
腰痛や坐骨神経痛が
悪化する方も多いです。
ジッとしていたら、
関節は固まり、
筋肉は弱くなります。
「痛いから動けない」と言って、
ジッとしていたら、
お地蔵さんになりますよ。

長時間歩けない方は・・・
少しずつで構いません。
頑張って歩いてください。
- 歩ける距離が延びる。
- 40分歩くのが楽になった。
こんな状態になれば、
体は良くなっている証拠です。
脊柱管狭窄症の方は
当院には脊柱管狭窄症で、
歩くとすぐに腰や足が痛くなる。
すぐに足が痺れて歩長時間歩けない。
症状がひどい方は、
10メートルしか歩けない!
なんて方も良く来院されます。
でも3か月後には
500メートルや1キロは
歩けるようになる方が多いです。
その時点で全く痛みはないかというと
そうではありません。
まだ痛いです。
しかし、
10メートルしか歩けない方と
500メートル歩ける方では
世界が違います。
もちろん痛みも当院に来る前に比べると
だいぶ良くなります。
歩けるようになると

行動範囲が広くなり、
自分の足で移動ができるようになると
楽しいことが増えますね。
趣味の旅行やスポーツもできます。
まぁ、スタスタ歩ける人には
全くわからない感覚でしょうけど、
そんな感じです。
さぁ皆さん
少しずつで良いから頑張って歩きましょう。
何も持たずにお願いしますね(^^♪