妊婦さんの腰痛について

妊婦さんの腰痛の主な原因は2つ

  1. お腹が大きくなると体の重心が変わります。上半身が反るような姿勢になること腰が痛くなりやすくなります。
  2. 母体が出産の準備をしてくると、ホルモンの影響で関節包や靭帯がゆるみ、関節がグラグラし、体のバランスが崩れ、腰痛になりやすくます。

体のバランスを整える

正しい姿勢を心がけ、適度に動くことが大事です。

お腹が大きくなるにつれて背骨の理想的な形のS字カーブが崩れて、背中が反り気味になり、腰に負担をかけます。座る時や立つ時は背すじを真っ直ぐに保つように心掛けると良いですね。

慎重になり過ぎて、外出する減り、家の中でずっと同じ姿勢でいると良くありません。

かといって、無理して外に出る必要もありませんが、日常生活のパターンをなるべく崩さずに過ごせると良いですね。

体のバランスの簡単チェック

壁を背にして立ち、頭、背中、お尻、ふくらはぎを壁につけて真っ直ぐかどうかをチェックします。壁に付かないパーツをしっかり壁につけられるように練習しましょう。

セルフケア

姿勢と保つという目的だけではなく、産後、骨盤底筋がゆるんだ時の為に、お腹に力を入れるエクササイズとお尻をキュッと締めるエクササイズを今からしておきましょう。

姿勢が崩れない為の生活上の注意点

  • 歩き方 妊娠後期はかかと体重でもOKです。
  • 足組み、肩掛けバッグはNGです。
  • 長時間、立ちっぱなし、座りっぱなしNGです。
  • その他、腰に負担をかける動作、作業は避けましょう。

腰の痛みや足の痺れでつらい時はお気軽に当院にお越しください。

強い指圧やボキボキは一切しません。体に全く負担の無い安心安全のバランスを整える施術を致します。

妊婦さんには通院の強要は一切致しません。辛い時、自分でゆがみが気になって不安な時に来てください。