腰を痛めない座り方①
墨田区に押上、スカイツリー近く腰痛の根本改善専門院、かめ接骨院、院長 亀山欣也です。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。できるだけ腰痛で苦しんでいる方の為になる記事を書いていきたいと思っております。興味があれば続けてご覧ください。
腰を痛めない座り方
「えっ?座っていて腰を痛めるの?」と思っている方も多いでしょう。腰の痛め方には大きく分けて2種類の痛め方があります。
①1度に大きな外力が加わって痛める。例)スポーツで捻った。転んだ際に腰を捻った。人や物と、ぶつかった。など
②日常生活上の悪い姿勢や動作、環境などで痛める。例)寝方、立ち方、座り方、歩き方など
①についてはその場で「痛い!」と痛めた感覚はありますが、②に関しましては痛めた感覚は、ほぼありません。
いつ腰を痛めたかわからない。いつの間にか腰が痛くなってきた。という慢性の腰痛持ちの方の多くは、日常生活に問題があります。でも厄介なことに本人はあまり自覚しません。
ぶつけたり捻ったりして外力が加わらない限り、「いきなり痛くなった」という事はありません。日常的に腰に悪い状況を作ってきた結果、痛くなったのです。
長い時間をかけて傷め続けてきた体を治すには、シップやマッサージ、電気、注射などの対症療法では難しいです。日常生活の変えて行かない限り良い腰の状態を作り上げていくことは難しいです。
また、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの場合でも、手術をしたけど良くならない、もしくは一時的には良くなってきたけど1年後同じような痛みがぶり返してきた。という方が多いようです。なぜでしょうか?
手術ですらその場しのぎの対症療法にしかならないのです。日常生活を変えて体を作り直さなければ手術をしてもしなくても10年後に変わりはないのです。
したがって手術を勧められた方は手術をする前にまずやることがあります。寝方、立ち方、座り方、歩き方を見直してみましょう。時間はかかりますが、継続していけば変わるはずです。
さて前置きが長くなりましたが、どんな座り方が良いのでしょうか?
ポイントは2つ。
①尾骨を圧迫しない(尾骨:お尻の割れ目の先の部分、しっぽの名残の部分です。)
②しっかり背筋を伸ばす
尾骨が圧迫すると骨盤が開き、背骨を支える力が弱くなります。つまり、背骨を丸めて尾骨を圧迫しながら座り、日常を過ごしていると、腰痛が出やすい体にだんだんとなっていきます。
腰痛が気になりだしている皆さま、気をつけて座ってみて下さい。体は変わりますよ。