寝過ぎて腰や背中が痛い

墨田区、押上、スカイツリー本所吾妻橋、近く腰痛の根本改善専門院かめ接骨院、院長 亀山欣也です。当ブログをご覧いただきありがとうございます。

できるだけ腰痛で苦しんでいる方の為になる記事を書いていきたいと思っております。「腰痛あるある」と「一般医療の疑問点」を中心に書いていきますので多少、「えっ!そうなの?」という事もあるかと思いますが、興味があれば続けてご覧ください。

【今回の腰痛あるある】

「寝過ぎて腰や背中が痛い」

こんな経験ありませんか?きっと経験したことがある方は多いはずです。腰はその時、どんな状態になっているのでしょうか?

「寝過ぎて腰や背中が痛い」と言っているほとんどの方は、動き始めが痛いと言っております。では動き始めの痛い場合、何を疑わなければと言うと、関節面の異常です。いつも腰が痛くて・・・+ 膝の軟骨がすり減って・・・の症状を両方お持ちの方は、よくわかるはずです。

膝の関節も関節面に異常があると長時間座って、立つ際なんか痛くてたまんないですよね。関節が固まってぎくしゃくと動きが悪い状態です。でも少し時間が経つと少し良くなってきます。なんででしょうか?

 

通常、関節は関節包という袋で包まれており、その中は関節液で満たされています。(背骨も同じです。椎間関節という関節があります。)普段起きている時には背骨に負荷がかかり、関節液が出ている状態です。

しかし普段姿勢が悪かったり、座りっぱなし、重たい荷物を持つ仕事など、腰や背骨に悪い状況の方は、「関節液が充分に出てきてくれない現象」が起きます。そして普段から関節液が足りない状況で、長い時間を経過すると関節面が傷み、変形をおこしてきます。

 

さて、問題です。

寝ている時には関節液は出てくれるのでしょうか?
正解は・・・非常に出にくいです。

なぜ?・・・普段起きている時のように、適切な負荷が関節にかかっていないからです。つまり、関節液が足りない状況を作ってしまいます。関節液が足りない状況で動き始めると、油の切れた機械と同じでぎくしゃくしますね。同じ事が背骨(椎間関節)でも起こります。

 

では、そんな時にはどうしたら良いのでしょうか?
まず、座ってみて下さい。背骨をまっすぐにして1分間。座ると、背骨に重力線と同じ方向に圧が加わります。そうすると若干ですが関節液が出て来ます。少しは動きやすいはずです。

次の日曜日、普段から腰が痛くて、いつもより多めに睡眠をとる予定の方は起きた時に「まず1分間座る」、誰でもできます。ぜひ試してみて下さい。1分後、動き始めた時の感じが少し楽になっているはず\(^o^)/

 

 

【後書き】

「寝過ぎて腰や背中が痛い」には他にも要因がたくさんあり人によって症状は様々です。

・寝返り、・寝相が悪い、・布団、・枕、・マットレスなどの寝具etc.・・・。

今日の話はそのうちの1つにしかすぎません。

この問題を解消するにあたり、

①身体自体に問題がある場合

②寝るときの環境に問題がある場合

の両面からしっかり考えてみることが大事ですね\(^o^)/

 

当院のホームページはブログ内だけではなく、隅から隅まで読んでいただくと、腰痛に役に立つ情報が、結構色々と書いてありますので、是非読んでみて下さい。