産後の骨盤矯正って必要?

 

産後の骨盤矯正は、必要です。

先日、腰痛で通院中の年配の女性の患者様に、

こんな事を言われました。

「私らの時代には、

産後の骨盤矯正なんて言っている人、

一人もいなかったよー!」

 

そうなんです。

昔はなかったのです。

あったとしても認知度は低かったのです。

 

女性は50代60代になると

腰痛や膝痛で苦しんでいる方が大勢います。

それらの原因の多くは

骨盤や背骨へのダメージの蓄積です。

 

産後に骨盤をしっかり整えておけば、

スムーズに体が使えるようになり、

将来、腰痛や膝痛で悩まされるリスクを減らせます。

 

産後のママは育児に追われるがあまり、

自信の身体は放っておきがちです。

 

しかし、

ご自身が思っている以上に

骨盤は大きなダメージを受けています。

これを機に、認識して頂ければと思います。

 

出産の時を思い出して下さい。

陣痛が始まると、

赤ちゃんを通しやすくする為、

全身の靭帯がゆるみます。

 

そして赤ちゃんが出てくるときには

回旋しながら頭から出て来ますが、

赤ちゃんの頭は圧で変形します。

 

それと同じだけの圧力が

お母さん側にもかかりますので

骨盤が一旦はものすごい開きます。

 

その後急激に閉じますが、

産後も1ヶ月半くらいは

緩んだ状態が続きます。

 

この時期に悪い姿勢で

大きなゆがみを作ってしまうと、

将来的に

腰痛、股関節痛、

恥骨痛などが出るリスクが高まります。

 

骨盤がゆるむと言う事は、

逆に考えると治しやすい状況でもありますので、

なるべく早めの対処が良いですね\(^o^)/