お祭りを頑張り過ぎたら腰痛が・・・

浅草は今日から三社祭ですね\(^o^)/
今朝、いつもの「朝の歩き」をしていると、近所の年配のおじさま方を、いつもより多く見かけた気がします。下町の人間の血が騒いでいるのでしょうか。お祭りだと朝からワサワサと活気づいているような、そんな雰囲気が町から感じられました。いつもあまり外に出ないでいる方も、この日ばかりは張り切るようですね。でもガニ股、サンダル履きで歩き過ぎては身体を壊してしまう危険があるので、お気を付け下さい。

ぎっぐり腰ってどんな状態?

お祭りの後日、「朝起きたら急に痛くなった」そんな経験はありませんか?このように、シビレや鈍痛ではなく「激痛」が、いきなり起きた時にぎっくり腰と言われます。ドイツでは魔女の一撃とも言われています。さてどんな病態なのでしょうか?

ぎっくり腰は、筋肉や筋膜に傷が付いて炎症がものすごい出ている状態です。つまり、筋肉のおケガなのです。筋肉や筋膜は周りの筋肉と隣接しています。筋肉が収縮した際に円滑に動いてくれていますが、体の状態が悪いと円滑に動いてくれません。そうすると、摩擦力が増えて、牽引力という力が発生し、筋肉同士を引っ張るような力が働き、筋肉や筋膜の損傷につながります。

ぎっくり腰が起こる不意な動作BEST3

・靴下を履くときにかがむ動作
・洗顔時に屈む動作
・トイレでかがむ動作

ぎっくり腰はどれくらいで治るの?

病態が急性の炎症ですので、炎症が治まるまでは約3週間です。
≪3週間の内訳≫
1週間目:ものすごい痛いです!立つのがやっとです。会社も休んだ方が良い時期
2週間目:少し痛みが和らぎ、動けるようになってきます。
3週間目:だいぶ痛みや炎症が治まって動けるようになってきます。

 

この3週間は炎症を抑える為にどんな治療をしたら良いと思いますか?

①シップ
②温める
③冷やす
正解は③です。他はやってはいけません。悪化させる恐れがあります。
炎症が起きている時には冷やさないといけません。なぜか温める、お風呂に入る、シップを貼るなど温めている方が多いようです。ひどいと病院や治療院で温めて下さい。と言われることもあるそうです。信じられません。シップが冷えると思っている方は危険です。シップは冷えません。シート状なので熱がこもり温まってしまいます。冷シップでも温シップでも同じです。冷シップはメンソールが入って冷たく感じるだけ。温シップはカラシの成分が入っていて温かく感じるだけ。どっちにしろ、温まってしまいます。お気を付け下さい。

3週間が経ち痛みはだいぶ引いても、勘違いしてはいけないのが、あくまで、ぎっくり腰を発症する直前の状態に戻るだけです。(この時点ではまだ未病の段階です。ブログ内参照:身体の状態は3段階)根本的なお身体の改善がしたいのなら、まだまだ治療は必要です。ぎっくり腰は繰り返すたびに身体が悪化していく傾向にあります。

人生、早い段階で根本改善しておいた方が得ですね\(^o^)/